【VTuberとか】PCでエフェクトを掛けた音声をiPhoneの音声入力に突っ込む方法
新年最初の記事がコレなんですってよ。
バ美肉できた!はいいけれど……
こんにちは大福です。
皆さんはバ美肉という言葉をご存知でしょうか。
最近は、男性が可愛い女の子のアバターを身にまとい、ボイスチェンジャーを駆使して声まで女の子っぽくして
VTuberとして配信したり動画を作ったり、VRChatでイチャイチャニャンニャンしてるらしいですよ!
最近ではバーチャルキャラクターとなって配信できるプラットフォームとして、
SHOWROOM Vや、REALITY Avatarなどのサービスが登場し、スマホからでも気軽にバ美肉できるようになりました。
なりました。
が、
ボイチェン派にはここで大きな障害が立ちはだかっています。
「スマホの音声入力にはそもそもボイチェンがないやんけ!!!!」
じゃあ無理やり繋いでみようぜ
というのがこの記事です。
環境構築
まず、ここまではすでに揃っていて、PC環境ではバ美肉出来ているものとして話を進めます。
・PC
・PC用オーディオインターフェース
・マイク(オーディオインターフェースに接続済み)
・ボイスチェンジャー系エフェクト(PC内にインストール済み)
で、今回はスマホとして
・iPhone 8 Plus
を使用します。
今回、この構成に追加するのは
・スマホ用オーディオインターフェース
・あとケーブル類
以上です。実は超簡単。
でも多分、「スマホ用オーディオインターフェース」の世間的な知名度がとても低いんだと思います。
スマホ用オーディオインターフェースとは
外部からの音声入力や、外部への音声出力を扱う外部インターフェイスです。
これがあれば、質のいいマイクを繋いで高品質な配信を行ったりできます。
PC用のオーディオインターフェースとは違い、ドライバインストール等の必要はありません。
さっそく買ってみた
友人のNakajiくんがiRigHDを使ってスマホとVT-4を接続していましたが、
このiRig2もスマホ用インターフェースの一つです。
iRig2を使ってもいいですが、今回はTASCAM iXZを購入しました。
コレを使っても、VT-4とスマホの接続は可能です。
今回、TASCAM iXZを選んだ理由は以下のとおりです。
・ボイスチェンジャーを使わない場合、直接コンデンサマイクを接続しても電池駆動でファンタム電源の供給ができる
・iRigシリーズと比べて安い(例:iRigHDはAmazonで実売10000円だが、iXZはヨドバシで3900円だった)
・レイテンシがiRigと比べて小さいような気がする(小並感)
では、繋いでみましょう。
コンデンサマイクから
オーディオインターフェースのマイクインプット(左側のやつ)に繋いで
マイクから入った音はPC内のエフェクターで加工されます。
これはインターフェースのOutputから出てきますから、
iXZのギター端子につなぎます。
もし、コンデンサマイクを直接つなぐ際はギター端子ではなくマイク端子へつなぎます。
↑ギター端子につないだ例
できあがり
あとはこれをiPhoneへ繋げば、ボイチェンした声が入力されてくれます。やったぜ。
自分の声の戻りを聴きたいときは、モニタヘッドホンをPC用のオーディオインターフェースにつなぎます。
スマホ用のオーディオインターフェースの出力は、モニタではなくスマホからの音が出てきます。
まとめ
繋ぐのは簡単だったし、スマホ用のオーディオインターフェースは安価なものも多いので、
モバイルVTuberでもボイチェン勢が増えてくれたらいいなと思いつつこの記事を書かせていただきました。
それでは今年もよろしくお願いいたします。
この記事はここまでです。お疲れ様でした。